日本蜜蜂の採密をするからと大先輩の伊藤さんからお電話を戴き採密の様子を見せていただきました。
箱形巣箱に重箱を重ねてあります。

10メーターほど離れた採密場に巣箱を持っていきます。帰り蜂がいるので前の場所に空の仮巣箱を置いてあげます。

巣箱を反対に置いて 上部に巣枠式の巣箱を置きます。

巣枠式巣箱を置いたところ

巣枠を外します。

2ミリベニアで作った天板を5枚ほど重ねて置いておきます。

ずれ落ちるといけないので上下をビスで止めておきます。

これは採密するグッズです。

巣箱のビスをゆるめ片面を取ります。

隙間を空けてナイフを入れて巣を切り取ります。

側面がはずれました。

右側のT型棒を箸から入れて奥の巣を切り取ります。全部切り取るよりも1つずつ切り取っていった方が巣が崩れません。

下部は塩ビカッターを使って切り取ります。これで巣が動きますので間にいる蜂を移動させます。動かせば移動を始めます。残っている蜂は鳥の羽などでそっと移動させてあげます。

巣を引き出します。たれ蜜が多い場合は手前に豆腐のビニールケースなどを並べて蜜を受けると良いようです。

蜜部分を切り取ります。クーラーボックスなどに切り取って蓋をしておくのが良さそうです。臭いをかぎつけて西洋蜜蜂などがやってきてトラブルの原因になります。

伊藤さんの作ったグッズ 一人で巣を巣枠に固定するのにとても便利です。

横を縛り 縦に2本銅線で縛ります。

天板を巣枠が入る幅にゆっくりどけます。

巣枠を4枚めまで入れていきます。

4枚入ったら5枚目からは横に立てかけておきます。

5枚目の切り取り

5,6,7と切り取り横に置いて蜂を上部の箱に追って箱を持ち上げて下板を入れてあげます。

仮天板を外しても蜂が落下しても下板があるので大丈夫です。

残りの巣枠を入れます。

仮天板を外します。

巣枠が全て入りました。

天板をかぶせます。

下板さら持って前あった位置に移動します。

設置し終わったら前のところに置いてあった仮箱を巣の近くに置いておきます。

仮箱に入っていた蜂は新しい巣枠箱に移動していきます。
これで完成です。約2時間30分の採密でした。
伊藤さん指導有り難うございました。