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2011.05.12 Thu
日本の苦しみは世界への「気づきの鐘」 ティク・ナット・ハン
気づきのリトリート@安曇野をオーガナイズしてくださった、詩さん、健さん、朋子さん、タミさん、成就院さまはじめ、ご来日にむけて協力していただいていた安曇野のみなさんにも申しわけなく思っています。

昨年11月、3人のシスターは健さんのシャロムツアーにも感動され、安曇野にはプラム・ビレッジのスピリットがすべてあると話題になって、プラム・ビレッジの若いブラザー&シスターのあいだで安曇野は聖地になりつつあるようです。みなさん、近い将来訪問できることを楽しみにされています。

香港滞在中、日本人参加者とお茶の時間をもうけてくださり、今回の震災と原発事故にあたりティク・ナット・ハン師から日本に向けてのメッセージをいただきました。メンバーの一人が師との会話の録音を、一部テープ起こしして翻訳してくれましたので、シェアさせていただきます。

杉浦恵子

******************************

日本の苦しみは世界への「気づきの鐘」

 ティク・ナット・ハン

 私たちがすべきことは二つあります。

一つは、今日本で起きていること、この地球に起きていることを人々に伝えることです。これは日本だけの問題ではありません。

アメリカをはじめ、先進技術を持つ国々は、今日本で起きていることを深く観るべきです。解決方法、被害を食い止める方法を考え、ベストを尽くすべきです。

うまくいくかどうかは分かりませんが、重要なことは、行動することです。後になって後悔しないように、最善を尽くすことです。これは日本だけの問題ではなく、世界全体の問題だと人々に伝えなければいけません。日本の方々はその役割を認識してください。

これは「空間」の視点からできることです。

「時間」の視点からいえば、日本はもともと仏教国でした。日本が近代化する前、日本にはとても強い精神的基盤、人々の幸福と安定がありました。日本の先祖たちは自然と調和した生き方、自然を傷つけない生き方を知り、そのような生き方をしていました。

天・地・人、これは生け花の原理でもありますが、彼らはこの3つの調和をとる方法を知っていました。この洞察力こそが、日本の文明の基盤でした。日本にはこの調和の心、仏教の精神があったからこそ何百年にもわたり平安と幸福の時代が続いたのです。

しかし今、私たちは西洋の消費の仕方や科学技術などに幸せを見出そうとしています。以前持っていた知恵や幸福を犠牲にして、違う種類の知識や幸せを求めた結果、今のような状況になってしまったのです。ですから、今こそ自分のルーツに戻り、損なわれたものを繕うべき時です。

現在の日本の仏教は、研究や学問が主で、「応用仏教(applied buddhism)」ではありません。仏教学的にはとてもよい研究がされていますが、それは実は私たちが必要としているものではありません。私たちは応用仏教を信じていますので、このような実践を行うコミュニティをつくっていくことこそが、自分自身、および自分たちのルーツに戻るための取り組みだと考えます。

若い人々に、「困難から抜け出す道はある」と示すこと、そして答えは外ではなく、まさに自分たちの伝統の中にあることを示すことです。ただ、現代の状況にふさわしいように新しく変えていかなくてはなりません。それが、私たちがプラムヴィレッジでやろうとしていることです。

40年の亡命生活の末に、初めてベトナムに戻ったとき、私は若い修道僧たちとともに帰りました。私たちが実践する仏教は、今の状況、今の時代の苦しみに対応するものです。だからこそ、若者を対象としたリトリートに5000人もの参加者が集まるのです。全員分の宿泊場所はありませんでしたが、誰も気にせず、野営をして木の下などに寝ていました。

彼らは父や母と和解し、社会では触れることのできない同胞の精神に初めて触れました。参加した若者たちは、若い修道僧たちがともに生き、ともにはたらく姿を見、実践がいかに効果的なものかを見て、たった5日間のうちに変容を体験しました。自分たちのニーズに合った仏教に出会えば、若者は仏教を受け入れるのです。これはベトナムでも起きたことですので、日本など、他の仏教国でも可能なはずです。

このように仏教も、その学び方、実践の仕方を新しく変えていく必要があります。そうでなければ、仏教は死者のためだけに存在する葬式仏教になってしまいます。

サンガ(仏教を実践する共同体)が美しいのは、次の世代に、真理の新しい扉を開いてくれることです。若い人々が修道僧になりたがるということは、まだ希望があるということです。これはベトナムでは実際に起きていることですし、私たちのところにもアメリカ人やドイツ人のシスターがいるように、ヨーロッパなど他の国々でも起きていることです。若い人たちは道を求めています。

そのためには、自分たちの文明の源を辿っていけばいいのです。日本にはすでに十分な精神的遺産があるのですから、あとはいかにそれを上手に役立てるかだけです。

日本の人々の苦しみは、私たち全員にとっての「気づきの鐘」であるべきです。

ベトナムでも、原子力発電所の建設を検討していましたが、今となっては見直す必要がでてきました。フランスもドイツも、皆、日本の経験に学ぶべきです。これは私たち一人ひとりにとっての気づきの鐘です。

苦しみはポジティブなものに変えることができます。人は苦しみから多くのことを学ぶことができますし、苦しみから学ぶ方法を知っていれば、その苦しみを変容させることができます。エゴイスティックであったり、狂信的な態度から目覚めることができます。

次の課題は、苦しみによって人々が得た気づきや変容を、いかに上手に多くの人々と分かち合うかです。

この経験から一人でも多くの人が学べるように、皆さんの気づきや学びをたくさんの人と共有してください。仏教の本質は目覚めです。そして集合的な目覚めこそ、私たちが目指すものです。1%の人が目覚めるだけでは十分ではありません。一人の仏では十分ではないのです。

人に伝えたいという意志だけでは十分ではなく、より多くの人々がこの経験から学び、変容を体験することができるように上手に人々をつなげていかなくてはいけません。これはひとつのアートともいえます。私たちが仏教においてこのように力を合わせる作業はまさにアートです。

単純作業も必要ですが、上手に行うことがとても大切です。そして、そのような関係づくりを可能にするのは兄弟愛のような同胞の精神だと私は思います。

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