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2011.03.28 Mon
黒沢明 夢
黒澤明の夢は安曇野でロケがされました。便利さを追い求める現代人への警告の映画でもあります。
黒沢明監督の「夢Dreams」(1990年公開)





http://nsawada3.exblog.jp/10162560/より
赤富士
富士山が爆発し、赤くなり、原子力発電所も次から次へと爆発したと言う。日本はパニック。「狭い日本、逃げたってしょうがない。」とは思いながらも、人々は押し合いへし合い、行き場を求めて、とうとう、ついの逃げ場を海の底に求め、海の藻屑になってしまった。荒涼とした海岸線、目に見えない放射能に着色する技術を発明した人類に、プルトニウムの赤い埃、ストロンチウムの黄色い埃、セシウムの紫色の埃が襲いかかる。絶対安全だと言い切った学者連中を恨む母親、死神から名刺を貰ったって・・・学者先生は、早速海に身を投げ、埃から逃げ惑う母子、助けようとする青年。



「鬼哭」



青年、砂漠を歩いている。見ると鬼がいる。かつては一面花畑であった大地は水爆・ミサイルのおかげで今では砂漠。死の灰の積もった土壌から不思議な花が咲き始めたという。見ると、ひまわりほどもある巨大なタンポポ、食物はなく、生きるがために、共食い、鬼にならねば生きられないと言う。角の数によって序列が決まり、のさばる鬼がいることは人間社会と変わらない。この鬼はかつては酪農を営んでおり、ミルクを川に流し、野菜をブルドーザーで踏み潰した、その報いで鬼となったのであろうか。夕方になると、鬼どもは角の痛みに耐えかねて泣かねばならない。死ねない苦しみ。鬼は青年に「鬼になりたいのか。」尋ねる。青年逃げ去る。
「水車のある村」
美しい水が流れ、水車の回るいかにも平和そうな村にきた青年。老人に村を名を尋ねる。老人は、ただ村といい、住んでいる所は別にあるという。「便利なものをいいものだと考える」考え方には随分批判的で、原始的な生活をしているらしい。星も見えないような明るさは嫌だから、電気は使わない。燃料は薪、それも生木は避け、枯れた木材で間に合わせる。「人間は自然の一部だと言うことを忘れている。特に学者は、自然の深い心が分らない。自然が滅べば、人間も滅んでいくことに気付かない。」子供達が橋のたもとに花を供えるのは、死んだ旅人を献花供養のためであったという。今日は何かお祭りがあるのかと問う青年に対して、今日は葬式があるが、自然に恵まれているので、天寿を全うして、ご苦労さんと言われて死ぬのは目出度い、だから、お祭りのようなものさと言う。老人も今日の葬式に出ると言う。99歳、老人の初恋の人であったという。失恋させて他の男に嫁いだ。103歳の老人、赤い礼装をして.花を摘み、葬式に出かける。棺を真ん中に村中で、墓所まで送っていく。やっせ、やっせ、盛大な騒々しさ。村人が踊りながら、進んで行くのだ。鐘、太鼓、様々な西洋楽器、老人も鈴を鳴らしながら付いて行く。青年は葬列を見送った後、花を摘むと、橋のたもとの岩に供え、立ち去っていくのだった。

文句なしに第一話が面白い。キツネの嫁入りは映像化しやすいように思えるが、実際に映像化してみせたのは黒沢が初めてだろうか。行列をなして進んでいくキツネ達が、きっと振り返る場面は、様式的だが、一陣の風が吹き抜けて行くようで、実に面白い。この映画は全体として様式美を美しく描いたような所がある。第二話は多少通俗的だが、美しく描かれており、「水車のある村」は、朴訥とした老人がいかにも懐かしく、大王ワサビ園の風景も美しい。葬列を組む村人達の衣装も色彩に溢れ、「夢」という極彩色の映画のの最後を飾るに相応しい。戦争や、放射能の汚染という悪夢は、ありふれているが、「生きものの記録」で、放射能に対する被害妄想を描いた黒沢だから、私たちの恐怖を映像化しようとすると、あんなふうになるのかも知れない。ゴッホの世界に分け入り、ゴッホと言葉を交わす「鴉」は、CGを駆使した作品だが、印象は弱い。風景はゴッホでも、ゴッホその人の印象が薄いのである。恐らく、黒沢はゴッホを敬愛しているのだろうが、映像に寄りかかりすぎて、その気持ちが十分に伝わってこないのではないか。黒沢が生涯に見た沢山の夢を、作品として映画化しているが、独りよがりに陥らず、観賞に足る作品の体をなしているのは見事である。

東日本震災    Comment(1)   TrackBack(0)   Top↑

Comment
Posted by ミヤモトタミコ
今回の原発事故が起こった時、黒沢明監督の「夢」を思い出しました。正に今、これが現実になろうとしています。
黒澤明は本当によく見抜く洞察力を持った監督だと、感心しました。
2011.03.28 Mon 18:46 URL [ Edit ]

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