ちょうど、8月16日は福岡正信さんの命日です。
福岡さんご自身が、植物のさやなどを見て、種だけで蒔くから鳥に食べられてしまう。植物はさやに守られて
いるから、そのように種を粘土でコーティングしよう。ということで、粘土団子がはじまったそうです。
粘土団子は丸いので、一点でしか土にふれません。その土に触れた部分から水分を含み、その一点で根が深く伸
び、水を掘り当てて、その水分で発芽します。なので、粘土団子は砂漠でも芽が出るそうです。
網や、コンクリートミキサーを使うやり方もありますが、今回は手でつくります。

●粘土団子のつくりかた

① 山からとってきた粘土(かなり硬い)を、ふるいにかけてゴミ等をとりのぞきます。
② 容器に種をいれます。種はなんでもおっけい。小豆を入れる場合は、一晩水に浸した方が割れにくい粘土団子になるそうです。
③ ②に①を加えてまぜます。
④ ③に水を加えて、よくまぜます。
⑤ ④に田んぼの土(数日前から乾かして、パウダー状にした方がよいそうです。)を加えて、さらにまぜて、まとめていきます。
⑥ 空気を抜くために、菊練りをするか下に叩きつけます。この叩く音が、福岡さん曰く「革命の音」だそうです。空気を抜くと、しまって、テカって、まとまってきます。
⑦ ⑥が硬くなったら、親指くらいの大きさにとって、中に種が入っていくイメージで、右巻きで丸めます。

粘土団子を蒔くのは午後。ということで、おなかぺこぺこでブランチ。
午後からは、さきほどの粘土団子を蒔きます。

みんなで、畑にむかってほり投げます。
どの種の芽が出てくるかはわからないそうですが、そこがまたたのしいなと思いました。
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Posted by sawako
わー!やってみたかったんです。。。
ありがとう。
「革命の音」かあ。いいなあ。楽しいなあ。
やってみます。