三斉津さんの畑に来ています。

小諸の畑は果樹の中に畑がある感じです。草に守られた持続可能な農の姿が心地良い空間を作り出しています。

美斉津さんのお話 パーマカルチャー塾のレポートより転載
美斉津さんは、体に不調の出る農薬を使うのにあき、安全な野菜を作ろうと、有機農法を1980年から始めたそうです。
しかし、化学肥料から堆肥に変わった有機農法も石油がないと出来なくなったり、たくさん作って売り上げようという人間本位の考えになるので、自然の生活とより密着している自然農に切りかえたそうです。
自然農法センターで教わりながら、これならできるということからやっていきました。
自然農は、太陽さえあればできる。自然の環境を活かし自分の暮らしを作るという感覚でやっておられます。
自然農だと農協市場は買ってくれないが、直接消費者と「月いくら」という契約で作物を届けています。
何がどれだけ届くかわからないが、安心・安全の野菜を信頼のもとで提供している。
美斉津さんはまた、毎週便りをいれ、その時の社会情勢や畑の状態、自分の気持ちなどを綴って、消費者とのコミュニケーションを図っています。
昔は東京に配達していたが、物を売った買ったの関係になってしまうので、今は、顔の見える地元の人に作物を流通させています。
そこには一人いくらという関係はなく、自然農を生活の一部だと捉える価値観を共有している仲間と自分たちの生活を作り出している。
それが地域に広がっていけばよいと話してくださいました。
自然を大切にし、目の前の身近なことをやられてるうちに最先端の流通が自然と成り立っていると感じました。
また、手間隙かけた野菜を作り出すことで一つ一つに思いが宿り、生活の中身が濃くなる。
そこにほんとの豊かさがあるのだと伝えてくれました。
最後に、生物の多様性を考えると木を植えるとよいことも教えてくれました。
三斉津さんは野菜は商品でないと言います。野菜に値段をつけられないともおっしゃています。
「特に、こうしよう!と思って自然農を始めたわけじゃない。」
「自然農にたどり着くまでは試行錯誤だった。」
「10年以上をかけて作り上げた消費者からの信頼。」
「自分がやっていることを、消費者の人たちが見て理解してほしい。」
「仕事というものは楽しむもの。苦しかったら仕事じゃない。
自然農は、生産性が良いとは言えず現金収入も不安定。だけど、やっていて楽しい。」
「その地域で採れた季節の食材を食べるという自然な生き方。」
「四季を感じる生活の素晴らしさ。」
「自給自足が一番。お金なんかいらない。物々交換の生活。それがイイ。」
美斎津さんは一言一言をゆっくりと、ところどころを佐伯さんがフォローしながら、噛みしめるように話してくださいました。
佐伯さんは美斎津さんの「お互いを尊重しあうところ」を尊敬していると話してくれました。
そんなふうに言われた美斎津さんは照れ笑い。こうして流れていく穏やかな時間。
ふっと気づけば3時間以上たっていました。
みんなが聞き入ってしまうくらい奥の深い、心に響くお話だったのです。
木の下に草がありキャベツが実っています。

秋の畑の様子です。シソがタネを宿しブロッコリー キャベツが草の中にそだっています。

温室の中で干しりんご クルミなどが干してありました。

アマランサスとたかキビで作った 戦争放棄

自分で建てたという塗り壁の家

室内にはあり合わせで作ったストーブ
ロッケトストーブ?がおかれていました。何でも作ってしまう三斉津さん

ヤギと鶏が同居していました。グレポン種は廃鳥を戴いてきたそうです。健康になって2日に一個は卵を産むそうです。
自家製の小麦で作ったウドンをご馳走になりました。

安曇野パーマカルチャー塾」2012,10,27-28
パーマカルチャー塾の建築実習の下準備をしています。

板張りの屋根はほぼ完成しました。天辺に木の帽子を付ければ完成です。

ラス網を貼り腰板を貼って壁塗りの作業ができるようにしました。


大引き 根太を並べて板張りの準備です。柱周りはかき込んで板を収めます。

最後は照明をつけての作業になりました。これでモルタル塗りの足場が良くなって作業がスムーズになりそうです。

明日はルーフトップにキーホールガーデンの石積もする予定です。
明日朝一番で石の手配とセメントの手配をすませば準備okです。
●気づきのリトリート@安曇野 2012年10月13(土)~14(日
ベトナムの禅僧、 ティク・ナット・ハン師の教えをもとにした、
気づきのリトリート(瞑想会)
http://2012azumino-retreat.jimdo.com/
日本ミツバチの人工分峰 メモ
連続王台養成 予備女王群
A巣から 巣枠3枚を分峰 B郡へB群は無王になるので 3日すぎると変成王台を作ります。
分峰時期は10日間ほど働き蜂産卵にならない。
7日~9日後に育成中の既交尾女王を入れてやる。
新女王を育成 新女王がふ化する前に無王群で変成王台を作らせたC群に女王を移転
これを繰り返すと
女王が養成される。
変成王台で女王を増やすと王乳が少なく女王蜂が小型化する傾向が見られる。
自然王台が春できたら自然王台を利用して人工分蜂するのが簡単
なお王台 変成王台があると再分蜂するので内検確認撤去も必要。
既交尾女王ができたら無王群と合同するか健全群の巣枠を足して育成してあげ健全育成群にする。
これで予備女王群が養成できる。

人工分峰用の蜂巣を3コ作りました。3枠ずつ移して変成大台を作らせます。
自然王台ができていたら人工分峰にも使えます。

巣枠式が3枚だけはいる巣枠箱
女王蜂の繁殖http://to.totomo.net/627.htm日本ミツバチの科学 とても素晴らしいWEBページです。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/koyamanagano/view/200712日本ミツバチのドミノ移入http://geocities.yahoo.co.jp/gl/koyamanagano/view/200702http://geocities.yahoo.co.jp/gl/koyamanagano/view/20070831「人工分蜂」や「変成王台養成」「連続王台養成法」「既交尾女王移入」「無王群の復活」とても参考になります。
「人工分蜂」は巣枠式で取り組むと可能です。この辺が巣枠式の素晴らしさです。
人工分蜂の仕方http://mitubatimonogatari.jp/jinkoubunpou.html「既交尾女王移入」により産卵がすぐ行われ働き蜂産卵にならない。
「無王群の復活」は働蜂産卵になる前に10日以内 できれば7日~9日以内に健全群へ合同するか、または既交尾女王移入により解決する
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/koyamanagano/view/20120531
西洋ミツバチの隔王版を切って交尾女王が逃去しないように巣枠式に取り付けました。スズメバチの進入も防いでくれそうです。

採密の時に使う天板 巣枠式を入れるときに天板を入れておくと蜂がとまりやすい

給仕用の餌台 豆腐の入っていた容器に2ミリベニヤを浮かせて給仕する 砂糖1に水1だけれども砂糖2に水1の割合の方が蜂に負担にならない。
ミツバチの採密の仕方http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-entry-1620.htmlLA(ラングストロース)巣箱
http://en.wikipedia.org/wiki/Langstroth_hive吉田式巣箱
http://to.totomo.net/590.htmアフリカ型巣箱
http://www.d1.dion.ne.jp/~kibus/04sub5fr-001.htm http://www.d1.dion.ne.jp/~kibus/04sub58-R8.htmTBH(Top Bar Hive、上桟式巣箱)。トップ・バー・ハイブ(TBH、Top Bar Hive)
http://backyardbeekeeper.blogspot.jp/2009/09/tbh.htmlhttp://www.biobees.com/photos.phpナメクジ駆除法
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/koyamanagano/view/20061005女王量産法
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/koyamanagano/view/20070114日本蜜蜂の蜂群合同法
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/koyamanagano/view/20070617年間養蜂
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/koyamanagano/view/20071214
秋になって日本ミツバチの採蜜をしました。2箱分で3リットルくらい取れました。

巣はミツロウにして300グラムほど取ることができました。

絞った後のネットや巣は掃除を蜂に任せます。半日もあれば蜜でベタベタだったのが洗ったよりも綺麗ななります。

ミツロウを絞った後の水はペットボトルに入れて冷凍庫で保存 待ち箱を置く時の誘引水として使います。