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2013.04.23 Tue
仕事とは人の役に立つこと
持続可能な暮らし」や「パーマカルチャー」など様々なキーワードを大切にして日本の里地に根ざして暮らしている、シャンティクティの臼井健二さんにお話を聞きました。

プロフィール
臼井健二1949年信州安曇野生まれ:大学を卒業後、商社や山小屋の管理人という経験を経て、長野県安曇野にて持続可能な暮らしと半セルフビルド・自給自足型の宿「シャロムヒュッテ」を30年以上経営した後に、現在は「シャンティクティ」に拠点を移している。

百姓にひとつプラスした百一姓になる(半農半x) 

働きかたと仕事場

   臼井健二   ゲストハウス『シャンティクティ』宿主

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仕事とは人の役に立つためのこと

 バックパッカーの旅を経験したことがある人なら、ゲストハウスの楽しさやありがたさは知っているだろう。ゲストハウスには世界中のバックッパカーたちが集い、街のカフェから世界遺産の絶景ポイントに至るまで、あらゆる情報を交換し合っている。そうすることで、情報は常に更新され、ガイドブックには載っていない、最新の生きた情報が、僕たち自身の旅にとって最高の道具となる。
 こうして、欲しい情報が発信・共有されていく場所として、ゲストハウスは、テレビや新聞よりはローカルで規模も小さいけれど、だからこそ必要なメディアとして、世界中の様々な土地に根付き、機能している。
 長野県・安曇野に「パーマカルチャー」や「サステナビリティ」をコンセプトにした、『シャンティクティ』というゲストハウスがあると聞いた。しかも、宿主は、今から30年以上も前に自給自足をベースにした、循環型のゲストハウス『舎爐夢ヒュッテ』を創業した、臼井健二さんだ。
 『舎爐夢ヒュッテ』は、都市で暮らす人たちにとっても、地球と共生する暮らしかたを考え、実践していくためのヒントがたくさん詰まった場所として、長野県でも随一のリピート率を誇っていた。『舎爐夢ヒュッテ』は若いスタッフに任せ、新たなゲストハウスに思いを込める臼井さんの働きかたとは。
 
 リーダーがいる縦型社会から
      横型のパートナーシップへ

 「『舎爐夢ヒュッテ』には、森の幼稚園があったり、レストランやカフェ、フェアトレードの店があったり、自然農の畑やパーマカルチャーなど、今まで分断していたものを全部ひとつに集めて、融合して、そのつながりの中で分断したものが融合する。そんなコンセプトでやってきました。
 『舎爐夢ヒュッテ』を作る前は、穂高の山小屋で働いていました。都会の暮らしにスッキリとは馴染めなかったんです。元々、地元もこの辺り(安曇野)だったので、山が好きだったこともあって、5年間過ごしました。
 ところが、山小屋での日々が、あまりにも理想に近い暮らしだったんですね。雨が降ればみんな濡れるし、太陽が出ればみんなが暖かみを感じられる。とても平和な時間でした。
 でも、人間同士って、もっと色々な側面があるじゃないですか。そういうもっと人にまみれる暮らしを学びたいなという思いと、山小屋で働いたことで、自分の理想とする宿をやってみたいなという思いが重なってきたんです。
 それともうひとつ。山小屋には生産ということがない。消費社会なんですよね。街で買ったもので暮らしている。それだったら、都会で暮らすのと一緒です。やっぱり、種を蒔いて作るという、インプットとアウトプットが循環する生活。それが本当の世界だと思っていました」
 『舎爐夢ヒュッテ』の開業資金は、山小屋のお客さんに声をかけ、一口5万円の出資を募った。臼井さんの人柄からか二千五百万円が集まった。35年も前のことだ。足りない分は、自分たちで作業しながら作り上げていった。地元の野菜を取り入れたマクロビオティックのレストランを始め、当時としては珍しかった。環境意識に特化した様々な取り組みは、訪れるゲストたちには新鮮な驚きを与えた。と、同時に、『舎爐夢ヒュッテ』で過ごしている時の、体が感じる心地良さは、ゲストたちに本来あるべき自分の姿を教えてくれた。時間がたつと、『舎爐夢ヒュッテ』は、長野県で稼働率1、2を誇る人気となった。

 『シャンティクティ』は、臼井さんの哲学がそのまま形になった、工夫と自然の力を感じられる場所だ。伝えたいポイントがたくさんあるので、ここは臼井さん自身の言葉でガイドしてもらおう。

  シャロムのイノベーション(改革)そして「持続可能な幸せな暮らし」へ
         競争原理から 分かち合う暮らしへ。                  

福島の災害や リーマンショックに見る経済破堤 地下資源の枯渇 オイルピーク 温暖化の問題 水不足 これからくる食料危機を考えるにつけ 経済システムも変える時に来たように思います。下降の時代を迎えています。
降りていく生き方 分かち合う生き方です。有限な地球で無限な経済成長はあり得ません。
それはシャロムの生き方についても同様です。
シャロムはずっと皆さんに支えられてやってこれました。
有り難いことと感謝しています。
でも心の中に 葛藤がトップとしてずっとありました。
成長をし続けなければならない資本主義の生き方はもう無理なんだと考えてもいました。
個人の利益は得られるが地球が2.5個も必要な事になってしまう
地球一つで暮らす生き方にシフトする。
パーマカルチャーや自然農の考え 知足の暮らしに ワールドシフト、トランジションする。
「持続可能な幸福感に満ちた社会」はサーカー、ラビ・バトラのいう「プラウト主義経済社会」の実現です。
それはシュタイナー ガンジーが目指した世界でもあります。

今まで一緒にリーダーのもとに運営してきたシャロムを 
宿とレストラン ショップ 農を分離 パートナーシップによる より小さな組織にしました。
売り上げ 経費をみんなで分けるシステムとし コーポラティブ(組合方式)コミュニティーに移行します。

各自が自立して重なり合うそんな世界です。
自立心を高め 各自が経営者 そして支え合う よりスモールな感覚です。

農業はCSA(CSAとは、Community Supported Agricultureの頭文字をとったもので、
「地域のコミュニティに支持された農業」という意味)を取り入れレストランと宿で支える。
生きる基本である農を支え 暮らしのベースにした生き方です。

大変とは大きく変わると書きます。
今の大変な状態を 大きく変われるチャンスととらえたいと思います。

 それで僕は、家族という一番小さなコミュニティをベースに、そこで色んな人と係わり合いながら運営していくゲストハウスを運営しようと思ったんです。それが、『シャンティクティ』(平和な巡礼宿)なんです」

 臼井さんのエコツアー

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「今の日本人と同じ暮らしを世界中の人がすると、地球は何個必要になると思いますか。
2.5個も必要になるんです。
アメリカ人と同じ暮らしにすると、5個も必要になります。
なぜ、そんな暮らしが成り立っているかというと、自然と第三国を犠牲にしているからです。
そろそろ、僕らは地球ひとつで暮らす生き方に、外国や自然に迷惑をかけない生き方にシフトしていかなければなりません。
『シャンティクティ』は、自給自足で、地球ひとつで出来るような暮らしを、出逢いの場 宿という形で表してみたいと考えています」

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外観
 早朝、宿泊したゲストと共に敷地内を歩きながら、自然農やパーマカルチャー的なライフスタイルについて語り合うのが、臼井さんのもてなしのひとつだ。

 玄関はカタツムリストローベイル玄関 ストロベールでできています。3匹の子豚の中で1番評価の低かったワラも土と重なり漆喰が塗られることでより強固に防水性もある建物となります。弱いものでもつながることによって今までにはない特徴が生まれます。1番評価の高かった煉瓦はヨーロッパの森林破壊に支えられてありました。

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シャンティクティ入り口ストロベール
 「屋根の上に棚田を作っています。
大した量はとれませんが、緑があれば断熱効果も高まるし、こういう馬鹿げたことは楽しいですよ。

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ルーフトップガーデン
 電気を使わない冷蔵庫もあります。
『非電化工房』の藤村さんが提唱し始めたものですが、畳やもみ殻を断熱材の代わりにして、上に鉄板を入れています。この鉄板からの放射冷却を水にためて保冷する仕組み非電化の冷蔵庫です。
これで、氷は作れませんが、野菜などの貯蔵には十分役立ちます。
 もみ殻はもうひとつ、ボイラーの燃料にも使っています。
60℃位のお湯を作って、暖房と給湯に使います。
炭になったもみ殻は、畑の土壌改良にも大いに役立ちます。
もみ殻は、近所の農家さんよりいただいたものなので無料です」
 コンポストトイレ 明るく清潔で循環のある快適なトイレを目指し作られました。
水洗トイレは私たちの目指した究極の快適なトイレかもしれません。ビルの30階でも快適に使えます。
でも便利さの陰には問題点もあります。
コンポストトイレは快適性は水洗トイレには落ちますが 水の無駄や処理施設等も必要なく循環が生まれます。
時間がたてば飼料として大地に帰すことができます。
今世界では水不足による飢餓が始まろうとしています。飲み水さえもない時代です。土地や畑があれば循環型のコンポストトイレも利用可能です。
便槽を空けてみました。便槽には木挽きぬかが50㎝ほど敷かれています。
ここにうんちやおしっこが落ちます。攪拌してやればにおいもなくなり微生物による分解が進みます。
木挽きぬかのにおいがむしろ心地よい空間を生みます。
最近は移動できる大小分離のコンポストトイレにも取り組んでいる。
大きなコンポストよりも小さなものの中に本質がある。

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大小分離の移動できるコンポストトイレ
エネルギー自給の試み 非常電源 コンポストトイレはソーラーと風力発電でまかなっています。

 廃業し、ぼろぼろだった山荘に少しずつ手を入れながら、作ってきたと語る臼井さん。
ポイントは「地給知足」と「身近にあるもので済ませるローカリゼーションにある」
そうすれば、ほとんどお金もかからない。

その象徴が土で作ったシステムキッチン。
 「薪でご飯が炊けたり、みそ汁が作れて、ピザやパンが焼けるオーブンもあります。
ここで火を焚くと、中のパイプが暖まり、溜まった雨水がお湯になるようにもしています。
 このキッチンを作る時も、『作るなら雨水も使いたいね』『なら、食器を洗えるお湯に出来ないかな』とか、考えていきながら作りました。
最初から出来上がったモノを与えられるより、少々問題があった方が、考える力は磨かれるんですね。
こんな風に、色々四苦八苦した方が、却って豊かな暮らしがやってくるのではないでしょうか」

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多機能型のアースオーブンとかまど
 とはいっても、臼井さんはやみくもに現代のテクノロジーを否定しているわけではない。
むしろ、その反対で、コンピューターによって開かれた可能性にも大きく注目している。
 「コンピューターは、分断したものを結ぶツールです。手紙はメールという形でもう一度生活の中に戻ってきたし、Facebookは回覧板ですよ。
インターネットの世界は与え合う世界ですよね。
みんなで辞書を作ったり、オープンソースでシステムも作る。
素晴らしいモノを分かち合おうという精神を感じます。
アボロジニーのようなテレパシーをインターネットの世界で手に入れたのかもしれません。
人間が次の時代へ向かっているような予感がするんです」
 つまりは、哲学なのだと思う。
自然も、テクノロジーも、どういった未来を築こうとするのかという信念によって、その姿は変わる。
臼井さんの哲学とは、自然が本来持っている野生の力と、人間の叡智としての科学の力が高い次元でひとつになれば、地球ひとつで豊かな暮らしが実現するということなのだろう。
その、野生の力を磨いているのが、ゲストハウスの眼前に広がる自然農の畑だ。

 「この畑を見て下さい。雑草も生えているし、普段、皆さんが目にしているようなきれいな畑とはまるで違います。
普通、畑は耕すことがいいと教えられます。
でも、自然界では耕すということはしません。耕すのは有機質を分解させるからよくできます。
でも大地には有機質が無くなり次の年はたくさんの有機質、化学肥料を入れてあげなくてはいけません。
自然界は調和する方向に向かいますが人為的なことは不調和を生みます、取りすぎてはいけないのです。
そして虫も微生物も住めない世界が生まれます。
自然界には一切無駄なものはありません。
自然界をよく見て、学ぶこと。そこに本当の答えがあるような気がするんです。
 循環が切れると不調和が生まれます。
草や虫を敵だと思うと、どうしても自然を変えようとする。
畑にキャベツとレタスがあったとします。草を排他していると虫は仕方なく野菜にやってきます。ニューヨークという街があります。ビルが2本建っています。フセインはいらないタリバンはいらない。そうすると虫がやってきます。畑も経済社会も一緒です。全てのものが生きられるプラットホームを作れなければいけません。草だって虫だって敵ではありません。
 日本の文化の根底は、すべてがひとつになろうとする和の文化です。
分離する考えから融合する方向です。そこには対立は生まれない。

 沖縄から来た二児の母親で幼稚園を始めようと考えている人や、愛知県でパーマカルチャーに即した自給自足の生活を送ろうと考えている家族連れなどなどが、この早朝のエコツアーに参加していた。
 「ここで、それぞれの人が自分自身のヴィジョンを見つけてくれたら有り難いですね。
そして、僕も共に学ばせてもらう。
人との出会いの中で、僕らは本当にたくさんのことが学べる。高級ホテルやレストランは、お金を払えば払うほど、個ばかり尊重されて、誰ともつながりようがない。
 今、世の中では、仕事にしても分断されて、競争ばかりさせられる。
そんな世の中では、自分の存在価値も見いだせず、自分の居場所すら持てない。


大海と ひとしずく  
我々名を持った個人は川にたとえられると思います。
滴が集まり川になりますがここで初めて名前が付きます。
名を持つことによって区別が生まれます。
本当は同じ物なのに分別が生まれます。
ジョンレノンは国がないことを想像してごらんと歌います。
そうなのです。全てが同じ命なのです。
 
川の名は「あなた」という名かもしれません。
この名を持つことによって自我が形成され執着を生み出します。
自我は個別性を生み 多様化し 創造を生みます。
人が成長するときには必要であり重要です。
急流だった川も大きくなることによってゆっくり流れます。
平野を潤し役にも立ちます。
人の晩年かもしれません。
川は海に入ることによって名前がなくなります。
たくさんの命が海で一緒になります。
表層にいるものは風にあおられ波となります。
でも深海にいるものは嵐の影響も受けずに深海で心静かにいられます。
悟った人の姿かもしれません。
そして光に導かれ見えない天空に行く命もありまた地上に来る命もあります。
これが輪廻転生です。
 
目に見えない蒸気は空気中に存在します。
川と同じ時空にいるのです。
ある時太陽 光に導かれ水滴となり命を育みます。
今度は私になるのかもしれません。
水滴には海、光と同じ記憶があります。
宇宙意識 純粋意識 深層心理 仏 大いなる命なのかもしれません。
命はつながっているのです。
あなたと私は繋がっており 海は神の世界です。
山と海 すべてを結ぶももの それは海の記憶を持ったあなたの心なのです。
地球の生きとし生けるもの 宇宙は一つなのです。

ジョンレノンは歌います。国がないということを想像してごらん。
それは決して難しい事じゃない。
個別の宗教も殺し合うということも必要ない。
みんなが幸せに生活している事を想像してごらん。
 
人生は川なのかもしれません。短い川もあり長い川もあります。
澄んだ川もあり濁った川もあります。
激流もあればとうとうと流れる川もあります。
暴れ回るときもあれば大地を潤すときもあります。
でも全て時が来れば大海と一緒になります。

命はひとつです。

僕らはみんな雨のひと滴なんです。
ですからみんな海の記憶 神の記憶があるのです。
そこで名が付けられ分別を教えられます。
ですから3才までは神様です。
分別を持ったとき我というものが育ち神ではなく人間になります。
ですからみんな神の記憶があります。
それを我というものが覆い尽くすのです。
鏡 カガミ 神と身の間に我があります。
我を取ってしまえばカミ 神なのです。
でも我はとれません。
取ろうとするのでなく、完成すると無くなるのです。
どうすると完成するか それは四苦八苦を味わい尽くすことなのです。
そうすれば有り難いという念と共に全てがつながっているという境地に達することができます。
そして欠けいるのが人間です。また欠けているからつながりあうことができます。

未完の完成です。

最近は在来種の種を残す取り組みもしています。
種は毎年劣化します。持っていると劣化し 手放すと増える 自然界のこの仕組みが素晴らしい。
 そして分かち合って大地に返せばお米だったら半年で3000倍 仏教で言うところの3千世界が出現します。
分かち合う縄文時代のネイティブの世界に生きる答えがあるような気がします。
在来種の種を貸し出して後で2倍にして里帰りさせてもらう。そんな種バンクを運営しています。

所有の時代から利用の時代に社会は変わりつつあります。
分離の時代は終わりました。
全てが融合して1つになる時代です。

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 最後に、臼井さんにとって、「仕事とは何か」と聞いた。

 仕事って、人の役に立つことだと思います。

自分のためだけに生きることは稼ぎ。
   奉仕することが仕事。

『あの人がいなければ成り立たない』というようなつながりが大事だと思います。
どんな人にも役割があるんです。
誰一人欠けても社会は成り立たない。
僕の仕事はみんなに喜んでもらうことです。
たくさん生み出して(百の姓かばね)、ひとつ社会に役に立つことを持ち、世の中に奉仕をする。
それがこの場所。
この場を通じて、人間の生き方を学び伝え合うことが出来ればいいなと思っています」

百一姓 パーマカルチャーセンターの設楽清氏が提唱
地給知足 山梨の山里に住むナチョラリスト わたなべあきひこさんが提唱 
 「自給自足」のように、ひとりであんまり頑張らない。地球から給わり、地域で分かちあう、足るを知る暮らし。
共生社会への扉 ひできの八ヶ岳ブログ 未来の生き方が語られています。
 ://blog.goo.ne.jp/hidekiblog/e/640e438a82f8b4555b5ecb22495f4e42

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種センター 種バンクがある

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ホビットハウス 小人がでてきそうです。
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2011.11.24 Thu
自然とつながる 心地よい暮らしのつくり方 ~シャロムヒュッテ臼井健二さん講演会~
自然とつながる 心地よい暮らしのつくり方 ~シャロムヒュッテ 臼井健二さん講演会~
岐阜 森林アカデミーで行われた講演のユーストリームです。

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2011.03.31 Thu
シャロムのイノベーション(改革)そして「持続可能な幸せな暮らし」へ
競争原理から 分かち合う暮らしへ。                   シャロムコミュニティー

福島の災害や リーマンショックに見る経済破堤 地下資源の枯渇 オイルピーク 温暖化の問題 水不足 これからくる食料危機を考えるにつけ 経済システムも変える時に来たように思います。
降りていく生き方 分かち合う生き方です。有限な地球で無限な経済成長はあり得ません。
それはシャロムの生き方についても同様です。
シャロムはずっと皆さんに支えられてやってこれました。
有り難いことと感謝しています。
でも心の中に 葛藤がトップとしてずっとありました。
成長をし続けなければならない資本主義の生き方はもう無理なんだと考えてもいました。
個人の利益は得られるが地球が2.5個も必要な事になってしまう
地球一つで暮らす生き方にシフトする。
パーマカルチャーや自然農の考え 知足の暮らしに ワールドシフト、トランジションする。
「持続可能な幸福感に満ちた社会」はサーカー、ラビ・バトラのいう「プラウト主義経済社会」の実現です。
それはシュタイナー ガンジーが目指した世界でもあります。

今まで一緒にリーダーのもとに運営してきたシャロムを 
宿とレストラン ショップ 農を分離 パートナーシップによる より小さな組織にしました。
売り上げ 経費をみんなで分けるシステムとし コーポラティブ(組合方式)コミュニティーに移行します。

各自が自立して重なり合うそんな世界です。
自立心を高め 各自が経営者 そして支え合う よりスモールな感覚です。

農業はCSA(CSAとは、Community Supported Agricultureの頭文字をとったもので、
「地域のコミュニティに支持された農業」という意味)を取り入れレストランと宿で支える。
生きる基本である農を支え 暮らしのベースにした生き方です。

大変とは大きく変わると書きます。
今の大変な状態を 大きく変われるチャンスととらえたいと思います。
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  すべて善しとする
      融合しあう独自の世界   野菜の達人・No.5 掲載ページより
           http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-date-201105.html
 
 安曇野に、農的暮らしに心惹かれる人々が集まるコミュニティがある。
シャロムヒュッテを中心に ピースフードのレストラン 薪の石窯で焼くパンやピザ フェアートレードのシャンテバザール シュタイナーの木の小物やおもちゃ 本も販売している ギャラリースペースや安曇野のインフォメーション ワークショップスペース 自然栽培の農場 野外保育森の子等 またワークショップやコンサートなどもおこなわれている。いろんなものがつながり合い心地よい世界を作り出し もう30余年になるという。

緑に包まれた半セルフビルドのヒュッテは、ヨーロッパの山岳リゾートを思わせ 毎日たくさんの人たちが訪れる。
 夜の団欒の時間、オーナーの臼井さんは集まったゲストにこう尋ねる。
「最近、興味をもっていることは何ですか? どうしてシャロムに来ようと思いましたか?」
 その答えはさまざまだが、共通しているのは、自然の近くで過ごしたいこと、
そして将来は自給自足の農的な暮らしをしたいから、という人も多い。

 シャロムヒュッテが実践している農的な暮らしは、世界各国のさまざまな思想や、考え方が融合され、独自の世界を織りなしている。
宿の本棚を見ると、その世界観の一端に触れられるだろう。
自然農やパーマカルチャーの関連書籍、詩集に童話に哲学書、マンガ本 思想書、科学の本、スピルチャルな本 料理のレシピまで、壁にはぎっしり本が並び、まるで図書館にいるようだ。
 畑を見てみよう。川口由一の自然農、福岡正信の自然農法、 岡田茂吉のMOA自然農法、森林農法、炭素循環農法、有機栽培と、さまざまな農法が実践されている。
「こんなにいろいろな農法を一箇所でやっている場所は、他にないかもね」と臼井さんは愛嬌たっぷりの笑顔を見せる。
 どれかひとつだけが正しいのではないという柔軟な姿勢は、敵や味方を区別しない、自然農の畑の姿にも似ている。

  継続可能な暮らしを
      美しくデザインする

 臼井さんがとても楽しそうに、けれど志高く取り組んでいるのは、継続可能な暮らしのかたち。
たとえば、コンポストトイレ。
「水洗トイレは便利だけど、水を流したり、汚水を浄化するのに沢山のエネルギーが必要になる。
し尿を堆肥化し、土に還すコンポストトイレなら、エネルギーの負荷もなく、循環が断ち切られることはありません」。
 雨水を貯めるタンクもある。ドラム缶を利用したメタンガスの発酵装置や自転車発電機 籾殻のボイラー ソーラーパネルや風力発電もある。
薪ストーブも、アースオーブン 薫製室 ペチカもある。
そのすべては、実用的でありながら、見るとわくわくするものばかり。
 農的暮らしを“楽しむ”とは、こういうことなのかと、憧れる人も多いだろう。
田畑だけでなく、その周囲の暮らしのとらえ方や、考え方、デザインの美しさが、多くの人々がシャロムに呼び寄せられる理由なのかもしれない。

  足るを知ることが
      これからの希望になる

「自然農の畑は、たくさんは採れません。でも、それでよしとします」と臼井さん。
100あるうちの、60しか収穫できなかったとしても、40は大地に蓄えられている。
今年よりも来年のほうが、来年よりも再来年のほうが、土が豊かになって収穫も増えていく。
収奪しない調和した生き方 それが持続可能性を生みます。
「自然界に間違いはありません 多くは私たちの自然への接し方がまちがっているように思います。
自然界への関わり方をあやまらなければ、余剰物で人間は生きられるのです」。
奪わない。競争しない。自然農の小さな畑には、そんな平和な世界がある。
たくさんの草が茂る畑を眺めながら、臼井さんは「本当に美しいね」と目を細めてつぶやく。

  農作業の手伝いは
       いつでも大歓迎

 シャロムでは、パーマカルチャー塾 自然農学習会や農業体験 安曇農楽舎という、農的な体験実習を行っているが、それ以外でもいつでもお手伝いは大歓迎。
自然農の畑や田んぼの楽しさと気持ちよさは、 実際に触れてみなければわからない。
シャロムに訪れたなら、朝の瞑想やモーニングヨガをして、エコツアーに参加し、朝ごはんを食べ、その後に畑の手伝いを申し出てみてはいかがだろう。
わかちあうことを喜びとする、臼井さんはじめ、農業スタッフが、きっと温かく迎えてくれるはずだ。

  地球ひとつで暮らす
     ワン・アース・プロジェクト

 臼井さんは、シャロムの他にもうひとつ、小さなゲストハウスをはじめている。家族労働で支えられているシャンティクティという名のその宿で、地球一つで暮らす“ワン・アース・プロジェクト”の取り組みを行っている。
「今の日本人の暮らしは、自然と第3国を犠牲にした地球が2.5個必要な暮らし方。
シャンティでは、食料とエネルギーを自給し、持続可能な暮らしができるモデルをつくりたいと考えています。
地球1個で暮らす知足の暮らしが目標です」

       ワン・アース・ワン・ラブ 未来の希望がここにある





これからの生き方 瓦理論

20世紀は瓦を縦に重ねた時代です。
クラスで1番 会社で1番 ワールドカップで1番
縦に重ねた瓦の下には一人しか憩えません。
そして2~3枚欠けても問題ありません。
瓦は縦に重ねるのでなく横に重ねる
それも30パーセント重ねて横に並べると
雨の漏らない1番広い面積ができます。
また1枚欠けても雨が漏ります。
どんなものも存在価値があります。
またたくさんの人が憩うことができます。
縦型から横型に
リーダー型からパートナーシップの時代に
ダーウィンの進化論から今西錦司さんの弱者も住める棲み分け論の時代に
トラとライオンは争いません 片や林に片や草原に住み分けているからです。
草だって虫だって役割があります。
奪い取る時代から分かち合う時代へ。
アメリカンドリームを達成したビルゲイツ 素晴らしい経営者です。
片やリナックスという組織があります。
すべてのソースを解放してみんなでなおす。
使ってもらえることが自分の喜びという資本主義の根底を覆す考えです。
今では多くの人たちがリナックスのサーバーを無料で使わせてもらっています。
与え合う世界です。これは人を幸せにします。
資本主義は物の豊かさを生みました。
それは自然と第3国が犠牲となって成り立っている仕組みです。そろそろこの仕組みを変える時期に来ています。
日本人の暮らしを世界中の人がすると地球が2.5個必要です。持続可能ではありません。
21世紀は分けたものが再び合う時代 分かち合いの時代です。
そして本物が評価されつながりを取り戻す時代です。
分断して競争する仕組みから 融合して共生する時代を迎えています。
 
  Imagine all the people Living life in peace
    人々が平和に暮らしているということを想像してごらん。
 
  LOVE ALL SERVE ALL
 
あなたと私はばらばらで別々なんだという考えは分離対立を生みました。
分離することにより専門化が進み効率も良くなり物質的には豊かになりました。
しかし 個人の利益の追求、競争は人を幸せにはしませんでした。
分離の時代は終わりました。
これからは一つに溶け合う時代です。
あなたと私。宇宙も全てがひとつなのです。

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2010.09.16 Thu
生き方の知恵 地給知足な生き方
自給自足な農的暮らしシャロムの考え方 1
You have enough  吾唯足知 足を知る

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2010.08.13 Fri
バイオディーゼルアドベンチャー レポート
バイオディーゼルアドベンチャー
化石燃料を使わずバイオ燃料で世界1周
http://biodieselchallenge.com/profile.html

山田さんのブログです。下記にアクセスください。山田さんとともに日本を旅しているような錯覚におちいります。写真とともに毎日の出逢いと驚きが記されています。是非オリジナルページにアクセスください。

http://space.rgr.jp/bio/2010/08/post-515.html
http://space.rgr.jp/bio/2010/08/post-514.html
http://space.rgr.jp/bio/2010/08/post-512.html

以下山田さんのブログからコピーさせて戴きました。

シャロム出発~シャンティクティ

今日はシャロムを出発する日。スタッフの皆さんとバスコファイブを囲んで森の中で記念撮影。僕らの車が見えなくなるまで手をふって送り出してくれた。

DSC_2867-thumb-510x339-4400.jpg

その後、向かったのは臼井さんが手がけるもうひとつの宿「シャンティクティ」へ。ここもまた臼井さんの知恵とアイディアがふんだんに盛り込まれたすてきな宿だ。
「屋根に棚田を作っているんですよ。3日間かけて土を運んだんですが......豪雨で流されてしまいましたよ! ははは~」と臼井さんは笑う。屋根の上に土を運んでお米を作ろうだなんて、なんとすごいパワーだ!
注 流されたのはルーフトップガーデン 棚田は健在です。ルーフトップガーデンも秘策を考えています。あきらめなければ夢は必ず実現します。シャロムKenji記

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非電化冷蔵庫

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かまどつきアースオーブン 未来型のシステムキッチン 薫製や木酢液もでき温水も沸きもちろんご飯パンやピザも焼ける

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2009.08.04 Tue
視察報告
臼井さんはメモは取らないで、まず話を聞いてほしい”と語り始めます。メモをとる様なことは小冊子に書いてあり冊子を見れば解るというのが理由でした。
臼井さんはパーマカルチャーの考えや福岡正信、川口由一の自然農法、シュタイナーの“アントロポゾフィー”などの思想に傾倒して約30 年前から具体的な生活を始めていました。
最初に建てた建物が1979 年、最近の建物が2004 年と漆喰の白い外壁に手書きで記述されていた。コンポストトイレ、ツリーハウス、森の幼稚園、ブランコ、屋上緑化、メタンガス発酵装置、スパイラルガーデン、キーホールガーデンなどを見学。
自然農法の一つに除草しない農業生産のあり方があります。
それを敷地の畑に案内されて、鎌(≒350 円)を持って実践して見せてくれました。
またパッシブ住宅の心地いいオンドル床暖房(暖炉からの熱を利用)のリビングルームでは、木製棚に仕込まれたプロジエクターを用いて、パワーポイントで解りやすくプレゼンテーションを披露してくれました。更に電子メールはマメにチエックし、しかもHPは自ら作成する能力の持ち主であるところに、知識だけでなく実践者、あるいは職人としての臼井さんが見え隠れします。
以前、アルビン・トフラーが言っていた自然環境が豊かなところで最先端の情報を手にし、ビジネスと生活を成立せる“エレクトリックコテージ”という概念がありましたが、それを、まさに実践している人だと言えるでしょう。

臼井健二さんが語る農業は、生産者としての考えでなく、農業は思想表現の一つに過ぎないと思えるくらいに追及されている印象がある。
それは生産と消費の関係から教育という分野にまで広がり、真実とは、真理とはなんだと哲学的な自問自答している様でもあります。
臼井さんの幸福は、思想との一体感にあるような印象から、“臼井さんは思想家”である、と解釈した方が現実に近いと考えました。
そしたら、すべて納得がいきます。
たとえば伊豆の熱海にある岡田茂吉の世界救世教の自然農法と教育を連想しました。
また西海市で養豚生産を行っているヤマギシズム実顕地のイメージとも重なりました。
さらにユビキタス http://ja.wikipedia.org/wiki/ユビキタスでの携帯電話は、すべての情報を得ることができるだろうと未来を熱く語る姿には、トフラーの“第3 の波”がダブります。
また、“はだしのスリッパ”で駆け廻る臼井さんを見ていると、シュタイナーが言うところのイニシエーションhttp://ja.wikipedia.org/wiki/通過儀礼
http://www.atc.ne.jp/seikindo/html/higisannyuu.htm にも通じるところがあります。
これから臼井さんは、思想の伝道者として農業生産を中心としながら、野菜に特化した食材の提供と料理、エネルギーの自給率を高め、循環型社会を視野に入れ、昔の日本人(江戸時代http://www.amazon.co.jp/大江戸えころじー事情-講談社文庫-石川-英輔/dp/4062739046/ref=pd_sim_b_4 )が持っていた知恵を再現することでしょう。http://www.amazon.co.jp/2050年は江戸時代―衝撃のシミュレーション-講談社文庫-石川-英輔/dp/4062638096/ref=sr_1_17?ie=UTF8&qid=1249422665&sr=8-17

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2009.07.28 Tue
子供達に伝える未来
21世紀の共生社会を語れるプランナー 伊藤英紀さんのブログを転載します。

子供達に伝える未来

これを書かれた伊藤さんのプロフィール

伊藤 英紀
Itoh, Hideki

プランナー/プロデューサー 社会価値創造研究所 取締役

外資系経営コンサルティング会社にて、数々の国内/外資系企業に対するリサーチや経営コンサルティングを行う。大手企業等において、トップマネージメントのサポート、新規事業企画、開発・建築プランニング、ベンチャー投資、企業価値評価、M&A業務、等に従事。「スモール・イズ・ビューティフル」で知られる経済学者E.F.シューマッハにちなんで創立され、世界的な研究者や活動家が集まる英国シューマッハカレッジにて、未来のあるべき社会像とその世界観を学び、世界最初のホリスティックサイエンス修士号を得る。現在、幅広い経験と視野を活かして、社会価値に重点を置いたプランニング、リサーチ、経営コンサルティングを行う。
上智大学卒
英国・Schumacher College / Holistic Science 修士 MSC

BLOG: ひできの八ヶ岳ブログ

著書・論文・寄稿等
・「東京資本市場」中央経済社 (共著)
・「The Self-Organized Community Emerged from Individual Cooperation」
  ~「個」の協調から生まれる自己組織共同体について(研究論文)
「共生社会への扉」 (イベント掲載)
・「イギリスに吹く新しい風」 (雑誌連載、WEB版「シューマッハカレッジ留学記」
「パーマカルチャーしよう!」 (共著)
「平和への旅路 ~ サティシュクマールの半生と思想」(雑誌掲載)

以下転載
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私がもっと若かった頃は、
子供のため、子孫のためと聞いても、
どこか実感がわかず、
きっと自分が子供を持つことがあったら、
もっと関心がわくのだろうな、
と思う程度でした。
しかし、いざ、自分が子供を持ってみると、
それ以上に、結構、真剣に、
子供や子孫のことを考える自分がいました。

私の子供も、まさにスポンジのように、
親や教師から、生き方を学んでいくと同時に、
社会のいろいろなことを、
吸収する年齢になってきました。

しかし、私が子供に伝えていきたい社会の姿は、
現実の社会とは随分違います。
本当は、子供に良いお手本を見せたいのですが、
むしろ悪いお手本のほうが圧倒的に多いのです。

テレビの討論番組や、
野次ばかりの国会中継もそうです。
委員会なんてもっとひどい。

NHKの「日曜討論」という番組も、
その、時代遅れのタイトルは、
そろそろ止めたらどうかと思います。
(理由は、このブログをお読みいただいている方ならおわかりと思いますが、最近の方は、こちら「ディベートが古語になるとき」をどうぞ。)
せめてタイトルだけでも、
「日曜対話」にしてください。
そして、日曜日の朝から、
与党と野党の腕相撲を見せるのではなく、
より良い社会のために、
お互いが智恵を出し合って、
より相応しい道を探る、
意味のある時間にしていただければと思います。
司会者は、ダイアローグ(真の対話)の、
進め方を勉強していただき、
ファシリテーターのお手本として、
テレビに登場していただければ、
広く、しかも、早い速度で、
真の対話の仕方が全国に広まります。

さて、悪いお手本が多い一方で、
良いお手本となった、
貴重な例が最近ありましたので、そちらもご紹介しておきます。

それは、先日行われた、
BeGoodCafeと
安曇野のシャロムヒュッテが共同で行った、
3泊4日の子供たちのための合宿です。
単なる自然学校ではありません。
自然と人間が、
人間と人間同士が、
お互いに調和して生きるための、
智恵も教わります。
その様子がブログに掲載されています。

その合宿の記事を読んだあと、
私が臼井さんにメールしたのがこれです。

****************************************
先日のシャロムさんのブログに掲載されていました、
クボタの子供たちの合宿に参加された方々からのメールを拝見しました。

子供たちが合宿から家に帰ってから、
シャロムさんで過ごした数日間が、
懐かしくて涙を流す子供もいて、
子供たちにとっては、
人として生きる本来のありかたを知り、
それを体験できた貴重な日々だったに違いありません。

また、屈折した社会に違和感を感じていた子供たちの魂が、
本当の意味での自由(調和の中での自由)を体験し、
開放され、踊り、弾けていた気がします。

デッキのブランコに乗りながら、
魂と身体が完全に一体化して、
生きていることの楽しさを全身で感じ、
喜んでいる子供たちの姿が目に浮かびます。

子供たちにこのような体験をさせてあげられるのは、
実践を積み重ねてこられた、
シャロムヒュッテと臼井さんだからできることだと、
そのメールを見ながら、本当にすごい!と思いました。
****************************************

いや、本当にすごいことだと思います。
さすが、あのサティシュ・クマールに、
日本を救う拠点になる場所と言わしめただけあります。

sateshu.jpg

その思想、建築、食、農業など、
多くの学ぶべきものが、ここにあります。

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2009.07.09 Thu
すべて善しとする 融合しあう独自の世界
きょう締めきりの原稿が上がってきました。
気恥ずかしい原稿ですがブログにアップします。

もちろん発売前の原稿なので許されません。
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すべて善しとする
      融合しあう独自の世界

 安曇野に、農的暮らしに心惹かれる人々が集まるコミュニティがある。
シャロムヒュッテを中心に ピースフードのレストラン 薪の石窯で焼くパンやピザ フェアートレードのシャンテバザール シュタイナーの木の小物やおもちゃ 本も販売している ギャラリースペースや安曇野のインフォメーション ワークショップスペース 自然栽培の農場 野外保育森の子等 またワークショップやコンサートなどもおこなわれている。いろんなものがつながり合い心地よい世界を作り出し もう30年になるという。

緑に包まれた半セルフビルドのヒュッテは、ヨーロッパの山岳リゾートを思わせ 毎日たくさんの人たちが訪れる。
 夜の団欒の時間、オーナーの臼井さんは集まったゲストにこう尋ねる。
「最近、興味をもっていることは何ですか? どうしてシャロムに来ようと思いましたか?」
 その答えはさまざまだが、共通しているのは、自然の近くで過ごしたいこと、
そして将来は自給自足の農的な暮らしをしたいから、という人も多い。

 シャロムヒュッテが実践している農的な暮らしは、世界各国のさまざまな思想や、考え方が融合され、独自の世界を織りなしている。
宿の本棚を見ると、その世界観の一端に触れられるだろう。
自然農やパーマカルチャーの関連書籍、詩集に童話に哲学書、マンガ本 思想書、科学の本、スピルチャルな本 料理のレシピまで、壁にはぎっしり本が並び、まるで図書館にいるようだ。
 畑を見てみよう。川口由一の自然農、福岡正信の自然農法、 岡田茂吉のMOA自然農法、森林農法、有機栽培と、さまざまな農法が実践されている。
「こんなにいろいろな農法を一箇所でやっている場所は、他にないかもね」と臼井さんは愛嬌たっぷりの笑顔を見せる。
 どれかひとつだけが正しいのではないという柔軟な姿勢は、敵や味方を区別しない、自然農の畑の姿にも似ている。

継続可能な暮らしを
      美しくデザインする

 臼井さんがとても楽しそうに、けれど志高く取り組んでいるのは、継続可能な暮らしのかたち。
たとえば、コンポストトイレ。
「水洗トイレは便利だけど、水を流したり、汚水を浄化するのに沢山のエネルギーが必要になる。
し尿を堆肥化し、土に還すコンポストトイレなら、エネルギーの負荷もなく、循環が断ち切られることはありません」。
 雨水を貯めるタンクもある。ドラム缶を利用したメタンガスの発酵装置や自転車発電機もある。
薪ストーブも、アースオーブン 薫製室 ペチカもある。
そのすべては、実用的でありながら、見るとわくわくするものばかり。
 農的暮らしを“楽しむ”とは、こういうことなのかと、憧れる人も多いだろう。
田畑だけでなく、その周囲の暮らしのとらえ方や、考え方、デザインの美しさが、多くの人々がシャロムに呼び寄せられる理由なのかもしれない。

足るを知ることが
      これからの希望になる

「自然農の畑は、たくさんは採れません。でも、それでよしとします」と臼井さん。
100あるうちの、60しか収穫できなかったとしても、40は大地に蓄えられている。
今年よりも来年のほうが、来年よりも再来年のほうが、土が豊かになって収穫も増えていく。
「自然界に間違いはありません 多くは私たちの自然への接し方がまちがっているように思います。
自然界への関わり方をあやまらなければ、余剰物で人間は生きられるのです」。
奪わない。競争しない。自然農の小さな畑には、そんな平和な世界がある。
たくさんの草が茂る畑を眺めながら、臼井さんは「本当に美しいね」と目を細めてつぶやく。

農作業の手伝いは
       いつでも大歓迎

 シャロムでは、安曇農楽舎という、自然農の体験実習を行っているが、それ以外でもいつでもお手伝いは大歓迎。
自然農の畑や田んぼの楽しさと気持ちよさは、 実際に触れてみなければわからない。
シャロムに訪れたなら、モーニングヨガをして、朝のエコツアーに参加し、朝ごはんを食べ、その後に畑の手伝いを申し出てみてはいかがだろう。
わかちあうことを喜びとする、臼井さんはじめ、農業スタッフが、きっと温かく迎えてくれるはずだ。

地球ひとつで暮らす
     ワン・アース・プロジェクト

 臼井さんは、シャロムの他にもうひとつ、小さなゲストハウスをはじめている。
シャンティクティという名のその宿で、地球一つで暮らす“ワン・アース・プロジェクト”の取り組みを行っている。
「今の日本人の暮らしは、自然と第3国を犠牲にした地球が2.5個必要な暮らし方。
シャンティでは、食料とエネルギーを自給し、持続可能な暮らしができるモデルをつくりたいと考えています。地球1個で暮らす知足の暮らしが目標です」

       ワン・アース・ワン・ラブ 未来の希望がここにある

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2009.06.25 Thu
心地よい暮らし 生まれ変わったシャンティクティのガーデン 
ついこの間まで草ぼうぼうの荒れ地がとても素敵なガーデンになりました。
少し自然に働きかける恩恵です。

ターシャチューダーの生き方をこよなく愛す朋子さん 
時間が生まれると太陽の下でガーデンに足が向きます。
幸せは作り出すもの 自然の中に美しさがあります。

自然栽培だ パーマカルチャー等という前に心地よく美しいと感じられる中で暮らす。
自然界にゴミはありません。森はまた毎年毎年豊かになります。

自然に添って暮らしていければ本当は何も必要ないのかもしれません。

シャンティクティの前の土地が手に入り くず畑だった土地が生かされるようになりました。
キッチンガーデン キーホール ロックスパイラル 曼荼羅 ティピガーデン 
自然農や自然栽培のシャンテなガーデンが森の中に生まれました。

耕し痛めつけられた畑よりも野菜はのびのびと育っています。
そして美しく恵みをもたらします。

住居の近くにはキッチンガーデン ハーブや踏み込み温床温室などがあります。
屋外で調理するアースオーブンや薪でご飯を炊くかまど ファイヤースペースもあります。

20096255_20090625052023.jpg

少し離れると自然栽培や自然農の畑 ティピガーデン ジャガイモやトウモロコシ キュウリ トマトなどが作られています。

もう少し離れると柿やウメ サクランボ リンゴ 栗 梨 アンズなどのあまり手がかからない果樹がありその周りでは小麦なども作られています。棚田があるのもこのゾーンです。

一番外は森 この森からは焚き付けの杉ッ葉や薪が手に入ります。

本当に自然の有り難さに頭が下がります。

2009625shanti.jpg

シンプルで心地よい暮らし そんな中に幸せを求めたいものです。

私たちは物質的な豊かさを求め
有限な地球で無限の経済成長を追い求めてきました。
日本人の暮らしを世界中の人がすると地球が2,5必要なのだそうです。
これはどこか間違っているように思います。

地球1個で暮らせる 知足の 心地よい暮らし
 ここに本当の幸せがあるのでしょう。

 ワンアース・ワンラブ 
まだまだ不十分ですが 未来につながる暮らしがしたいものです。

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2009.05.09 Sat
共生社会への扉
以下の文章は私の原点です。時々読み返して初心を忘れないようにしています。 また伊藤さんの文章ブログは未来社会の知恵が詰まっています。一読をおすすめします。
http://blog.goo.ne.jp/itoh19

共生社会への扉

伊 藤 英 紀
(エコロジカル・コミュニティ研究)

<真理が(ロゴス=ローグ)通じる(ダイア)>
 
 あの「スモール・イズ・ビューティフル」を書いた経済学者E・F・シューマッハにちなんで設立された、イギリスの小さな大学院に留学していた時、“目から鱗が落ちる”と言うのはこのことかと心底実感した本がありました。
それは量子力学の巨匠デビッド・ボームが彼の晩年に書いたものでした。
その中でボームは、これからの社会の展望を語る中で、人間同士が行なう「対話=ダイアローグ」の重要性を強調しています。
これは彼が晩年に最も力を入れた活動の一つです。「ダイアローグ」のダイアは「通じる」と言う意味を持ち、ローグは「ロゴスまたは真理」を意味します。
つまり、お互いが公平な立場にたち、情報をみんなで共有し、相互の意見に耳を傾けて対話を進めるならば、独り善がりや先入観が排除されるばかりでなく、一人では到達し難い、よりふさわしい結論に至る事ができるということです。
ボームはまた「対話=ダイアローグ」は、私達の社会があらゆる過ちを避けるための、最も優れた免疫機能としての役割を果たすであろうと述べています。
お互いの間で何かを決めなければならない場合には、まず相手の意見をしっかり受け入れる事からスタートします。
自分の意見もきちんと主張するものの、相手の意見も自分の意見と同等に尊重しな がら、お互いの合意点を探って行く事がそのプロセスとなります。
お互いが相互の意見を十分に尊重するならば、必ず合意に達します。
しかも「対立」するよりずっと簡単に合意にいたる事も可能です。
「共生」とは、「お互いが存在する事によってお互いが生かされている」ことを深く認識し、「自分の存在をしっかり表現しながらも、他の存在も自分の存在と同等に尊重し、共に全体への調和をとりながら生きていく」ことだと思っています。
その意味において、この対話による合意形成は、人間社会はもちろん、人間と自然界における「共生」においても、最も基本となることと考えられます。

<調和への対話には、小さな単位で>
 
 私達が共生社会をめざすならば、社会の構造もおのずと変わって行くことになります。対話による合意を重視するためには、大きな集団では不可能です。
よりふさわしい小さなサイズの集団にならなければなりません。
また、自分達の活動が他の人々や自然界に及ぼす影響に対して、しっかりと責任を負う必要があります。
そのためには、私達の生活の主要な部分を、できるだけ自分の見える範囲で生産し、消費することが要となってきます。
社会のシステムも自己管理し、自己メインテナンスします。金融も自分達でまかないます。
教育もそうです。
つまり、自分達の、自分達による、自分達のための、自分達で納得し責任を負える社会を形成して行く事が大事になってきます。
そして、それは意外と小さな地域レベルでの活動となるでしょう
。これは昔の田舎にあったような閉鎖的なコミュニティーのことではありません。また、どこかに理想郷を作ることでもありません。これからの共生社会への第一歩は、お互いの自由な意思を尊重しながら、今住んでいる地域のコミュニティーを、相互の信頼と協調関係をベースに、より自立的なものに再構築していくことと考えられます。  

<対立する同士より、隣との協調から>

 それならば、一体何が具体的に変わってくるのでしょうか。
例えば、協調が基本の共生のコミュニティーでは、生産者と消費者、経営者と従業員、店員とお客といった相い対する関係よりも、それらが相互に融合した形が生まれてくるはずです。
その方が必要とされるニーズに合った、質の高い財やサービスを安定して供給できるからです。
また、個人が全てに所有権を主張することよりも、無駄をすることなく共有できるものは皆で持つというスタイルが多くなってくるでしょう。
エネルギー資源の利用についても、それは地域で共同で自給自足することが多くなってくるはずです。
このことは、必要なものを必要なだけ消費するといった、新しいライフスタイルをも生み出します。
また、長い年月のあいだに築きあげられた伝統的な地域の文化も、貴重な知恵の宝庫として見なおされてきます。
財やサービスの交換も自分達で管理する交換システムの中で行なわれる様になります。
子供の教育も、大規模な画一的なものから、地域の文化と個人の特質、精神的・身体的な発達に合わせた教育を可能とする、地域に支えられた小規模な学校が増えてきます。
協調を主体にした共生のコミュニティーは、私達の社会に豊かな多様性を育み、愛に満ちた生活の場を提供してくれるはずです。
地域のひとりひとりは、そのコミュニティーの中に自分の場所を見つけて、コミュニティーを支える大切な役割を担って行きます。
そして、その自分の場所と役割は、周囲が移り変わっていくのと同じペースで、常に全体に調和しながら自らも変わって行きます。

<個と全体の相乗進化>

 まさに自然界の原理と共通したしくみがここにあります。
これこそ本当のエコロジカル社会と言ってもよいでしょう。
ひとりひとりの愛に満ちた小さな活動が集まれば、それがコミュニティーの「質」を高めていきます。
コミュニティーの「質」が高まるとそれがまたひとりひとりの精神的、市民的意識を変えていきます。
ここには、全体への調和を大事にする個人とコミュニティーとの相互のフィードバックがあり、それが全体を共に進化させていきます。
これは、私達の母なる地球“ガイア”を創りあげてきた原理と全く同じです。
実はこれらはもう絵空事ではありません。
世界中の各地で、日本各地で、すでに様々な形で実践が始まっています。
消費者と農家が共同で経営する無農薬有機農業法人、コミュニティーで作る信用組合、地域での財やサービスの交換システム、地域単位のエネルギー供給システム、車などの共同所有、地域全員の合意を前提とする地方、地域で建てた小学校、などの様々な取り組みが、世界中で同時多発的に起こっています。
そこでは実際新しい人間関係、自然界との関係が生まれ、コミュニティー自体も変わりつつあります。これらは、まさに地球規模での変容を実感させる出来事です。
嬉しい事に、その変容への扉はあなたの前にも開かれています。
そして、あなたが望みさえすれば、この新しい共生の世界にいつでも参加できるのです。シューマッハやボームをはじめ、多くの偉大な先人達が描いていてきた夢が、いま現実に動き出しているのです。

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