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2007.04.10 Tue
愛を学ぶ?
体験スタッフの ゆか です。
シャロム連休2日目。 居残り組の私は、自転車にまたがり、山麓線を北へ北へ。 目指すは安曇野ちひろ美術館。 東京と違って、誰はばかることなく大きな声で歌いながら、ご機嫌なサイクリングです。
いわさきちひろさんといえば、子供や花を描いた優しい色合いの水彩画が、まっ先に思い浮かびますよね。 私も大好きです、あの雰囲気。 でも、今回は、昭和初期の働く女性達を力強いタッチで捉えた鉛筆画に心惹かれました。 ちひろさんに対して抱いていたほんわかしたイメージからは、随分離れていて、「こういう絵も描く人だったんだあ」と少しびっくり。 芯の強さを感じさせる絵です。
ちひろさんは「大人」について、こんなことを言っています。 「大人というものは、どんなに苦労が多くても、自分の方から人を愛していける人間になること」
自分の方から人を愛していく。 自分の方から心を開いていく。
どうしたら、そういう風にできるのでしょう? 自分の感情に従う素直さや、 利害を計算しない清らかさや、 相手の反応に怯えない勇気があれば、できるでしょうか?
年齢だけは立派に成人の私ですが、「大人」になるための道のりはまだまだ長そうです。
<追記> 美術館では、「戦火のなかの子供たち」というテーマの一連の展示もありました。ベトナム戦争を憂う ちひろさん が描きあげたものです。併せて紹介されている「こどもにつたえる日本国憲法」の文章と共に、心にずしりと響きます。関心のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記
シャロムの日常
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Comment
Posted by aoki@GW
昨年だったかな、朝から入館して閉館ギリギリまで居続けました。工房でいろいろ体験して、下の子などは大喜び。絵から受ける感じとちひろさん本人の人生のギャップに驚きました。 今年は、どこに行こうかな・・・。
Posted by
ほんと、ギャップがありますよね。内面の強さを持った女性だからこそ、ああいう優しい絵が描けるのかもしれませんね。
Posted by
上のコメントは体験スタッフ ゆか が書きました。ブログの使い方がよくわかりません・・・。
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